時刻表に掲載されない列車 準混合列車のお話し

本日は、古い鉄道ファンを参照していて面白い記事を見つけました。

昭和41年2月号 通算56号の記事ですが。

 

下記の荷物列車意外にも、客車を連結している貨物列車があるとして記事が書かれていました。

 

客扱いする荷物専用列車、こちらは時刻表に正確な時刻がでていますので、参照してみますと、青森 11:40発、終着隅田川には、翌日の10:02に到着するダイヤでした。

ただし、下記の区間、【沼宮内〜北上間】で通勤・通学客の便宜を図るため、客扱いが行われたとされています。
s41

東北本線 荷客46列車 青森→隅田川荷物列車【沼宮内〜北上間】で客車連結の上客扱い

 

実際の時刻を参照してみますと、

沼宮内 17:36→北上 19:48の間は客扱いしていました。こちらは時刻表に明記されていますので、判りやすいのですが、厄介なのは下記の二列車、いずれも貨物列車に客車を連結した、準混合列車と呼ばれる列車でした。

ちなみに、旅客列車に貨物が連結されると、混合列車になるわけです。

なお、準混合列車は、混合列車との差が明確で無いため、昭和43年のヨンサントウ改正で、混合列車に集約されています。

ヨンサントウ貨物列車種別変更

交通技術昭和43年9月引用

 

時刻表に乗っていない列車として、

鉄道ファンでは、下記の列車をアップしていました。

いずれも貨物列車なのですが、この二列車とも深夜に客扱いする夜行列車?でした。

  • 釜石線  準混合660列車  釜石〜北上間 【釜石〜遠野間】で客車連結の上客扱い 釜石発 0:55 遠野着 2:43
  • 山田線  準混合681列車  釜石〜盛岡間 【釜石〜陸中山田間】で客車連結の上客扱い釜石発 1:10 陸中山田 2:15

と言うダイヤでした。

これについて、同じく鉄道ファン、昭和41年4月号 通算58号に説明がなされていました。

 

それによりますと、釜石駅前にある富士製鉄所の勤務帰りの人たちのために運転される貸切列車だそうで、貨物列車に客車一両を連結したものだそうです。

貸切料金を取る貸切列車として運転されており一般の人は利用できないとされていました。
ただ、ここで気になるのは連結位置で貨物列車の最後尾だと暖房が入らないので、冬場はかなり寒かったのでは無いでしょうか。
ご存じの方居られましたらご教示願います。
私も引き続き資料を探してみたいと思います。
ということで、調べて見ますと、どうもだるまストーブを使っていたようですが、この夜行区間の客車にも使われたのかはちょっと不明です。
昭和30年1月 交通技術
併せてこちらの記事もご参照ください

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