新幹線の事業用車両 923形新幹線レール探傷車

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現在は更に、高性能なレール探傷車が配備されていますが、新幹線開業時には下記のようなレール探傷車が製作されました。

今回ご紹介するのは、ドクターイエローと同じ形式を持っていた車両で、923形新幹線レール探傷車です。

 

DD13改造の912形〔現在前頭部だけ京都の鉄道博物館に保存されているかと思います〕等に牽引されて、超音波でレールの傷を探る車両で、最高時速20km/hという低速で検測する車両でした。

昭和39年開業時に一両、昭和53年に一両が増備されています。

 

 

車両の特徴を、当時の国鉄部内誌、交通技術から引用してみたいと思います。

 

レール探傷率が完成し、その活躍が期待される。
この探傷車は次の諸元をもった2軸車で、ディーゼル機関車または大型モーターカーで牽引され、約20km/h の速度で探傷を行なう。全長x全幅×全高(mm)8,500X3,350X4,015
軸距        3,500mm
自重        約18t (運転整備時約21t)
回送速度      約75km/h
探傷装置は台車に吊り下げられ、自由に上下できる測定台粋に装備されている。

測定台枠と探触子

台枠と探触子

 

床面監視窓から見た探触子

床面窓から見た探触子

二枚とも、交通技術1965-07月号から引用

 

とされており、開発当初は、試験的な要素が多かったそうですが改良が加えられ幾度も改良が加えられレール損傷の早期発見に活躍したとされています。

なお、昭和39年に製造された923-1は、JR東海に、923-2はJR西日本に承継され、923-1が1989年(平成元年)に廃車、923-2は2001年(平成13年)まで活躍したそうです

 

下記サイトで、現在のレール探傷車の画像がご覧いただけますが、現在は40km/h程度で走行しながら検測できるようです。

 

http://www.nkh-cjrg.co.jp/business/01_03.html

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